家造りの基本的な考え方

これから家を建てようと思ったとき、みなさんは何から始めますか?家はそこに住む人と、家を建てる人(工務店やハウスメーカー)とが力を合わせて造ります。

家は家族と住む場所です。まずは家族全員の意見を聞きながら、少しづつプランを立てていく事から、第一歩は始まります。

何を話し合えばいいのか

家族全員が集まると、それぞれの想いや考え方が聞ける事と思います。それらを一つ一つ、リストアップしながらプランをまとめていきましょう。この時点では、ただ漠然としたプランでかまいません。ご家族とのお話を、一つ一つ紙にでも書き上げてみてください。

例えば、

  1. どんな家がいいか
  2. 部屋はいくつ必要か
  3. 家族のライフスタイルはどうなのか
  4. 10年、20年後の家族はどうなっているのか
  5. 家族にとっての家はどのようなものか

このような事を細かく見ていくと、家造りの方向性が見えてきます。

どんな家がいいか

それでは「どんな家がいいか」から考えていきましょう。これは家を建てる人それぞれでしょう。

  • 外観を重視する方
  • 内装にこだわる方
  • 家の機能性を重視する方
  • 材料にこだわる方

家を建てる時は、そこに住むあなたが、今から建てる家をイメージする事が大切です。もしも、家のイメージが浮かばないのなら、雑誌を購入してみるのも良いでしょう。また住宅展示場に足を運ぶのも良いかと思います。

あまり深く考えずに、イメージだけを想い描くだけでも家造りは楽しいものです。

家族のライフスタイルは

ライフスタイルについて考えてみましょう。今の家族のライフスタイルも大切ですが、少し先を見つめる事も大切です。

子供たちはやがて大きくなります。今は必要のない子供部屋や、駐車場もいずれ必要になってくるでしょう。また、お父さんの趣味の部屋なども、これから家を建てるのなら考えてみても良いかもしれません。

家に沢山お友達を招待してパーティーを開きたいと思われる方は、庭のある家や、お客さんの集まれる大きな部屋をプランに入れてみても良いでしょう。その他に、習い事やお稽古に通っておられるお子さんの専用部屋などもあります。

家族のライフスタイルは様々です。様々なライフスタイルを考えながら家造りを考えてみる事で、失敗しない家を建てる事ができるでしょう。

10年、20年先を考える

家を建てる時、現在の事だけを考えて設計をしてしまうと後々、大掛かりな改築を行わなければならない事があります。

子供たちが成長し独立して、家を出ていったり、結婚して同居することも考えられます。お父さんや、お母さんもやがては、歳をを重ね体力も若い頃のようには、なくなってきます。家の中のちょっとした段差などにも気をつけておきましょう。また必要に応じて手すりなどを取り付けできるように、下地を入れるなどしておく事も大事です。

家族にとっての家とは

みなさんは、なぜ家を建てようと思ったのですか?

  • 家族が集まる場所が欲しい
  • 今住んでいる賃貸が手狭になってきた
  • 子供部屋が必要になってきた
  • 地震が心配で

家を建てるという事は、家族にとって家が必要になってきたからでしょう。家は家族の想いが沢山つまっている家ほど、良いものができます。この先話し合いの中で、叶わない要望もあるかもしれません。しかし家は住む人の為に建てるのですから、要望や想いは沢山あればあるほど良いでしょう。その中から、絶対に必要なものや、我慢できるものなどを探していけば良いと思います。

まだまだ、家造りは始まったばかりです。少しづつ形を造ることを心がけてください。

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