鉄骨系プレハブ工法とは
木質系プレハブ工法は、軸となるものに木材を使用するのに対して、鉄骨系プレハブ工法は、その名のとおり、軸となるものに軽量鉄骨を使います。プレハブ工法とは、建物の部材(建材)をあらかじめ、建築現場以外の工場で製作して、それを、建築現場で組み立てていく工法のことをいいます。
工法は、多くのハウスメーカーが採用しています。日本は世界一のプレハブ工法大国でもあります。
プレハブ工法を行うには、工場設置が必要なため、ある程度の販売規模が必要になるため、建築依頼する会社はある程度限られてくるでしょう。
鉄骨系プレハブ工法のメリット
柱や梁に鉄骨を使用することにより、木材に比べ、狂いが狂いが少ないとされています。もちろん、木材の方もしっかりとした、設計と施工が行われれば、心配はありません。
建築に使用する建材や、建築現場での施工(プレハブ設置)に必要な時間を、軽減できるのが最大のメリットです。規格化された部材は工場で製作されるため、職人さんの腕に左右されることなく、組み立てる事ができます。
一昔前までは、プレハブ工法は、自由度がないと言われていましたが、最近では、わりと自由度の高い設計もできるようになっているようです。
メリットのまとめ
- 狂いが生じにくい
- 工期が短い
- 職人さんの腕に左右されない
- 昔に比べ、自由度も高い
鉄骨系プレハブ工法のデメリット
木質系プレハブ工法と同じように、規格化された部材を組み立てる工法のため、こだわりの家を建てたい方には、あまりむかない工法です。間取りなどにも、かなりの制約があるでしょう。
また、大掛かりなリフォームもできない場合があります。
デメリットのまとめ
- 間取りに制約がある
- 大掛かりなリフォームができない場合がある